救世主再臨 今宮が好捕
2025年10月29日の毎日新聞スポーツ面の見出しに、のけぞりました。
キリスト教徒にとって、救世主はイエス・キリスト以外にあり得ません。子なる神が2000年前、この地上にイエスという名で来られた事を業界用語で「初臨」と言い、十字架での死からの復活後、昇天されたキリストがいつか再びこの地上にやって来ることを「再臨」と言います。
新聞記事はむろん、キリストの再臨でなく、今宮という選手がかつて見せたような好プレーでチームを救った、という趣旨でした。
福音派歓迎「イエス再臨のため」
2026年3月6日の産経新聞国際面の見出しに、うなりました。
業界紙ならともかく、一般紙にこんな文言が出るとは。
記事は同年の米国・イスラエルのイラン攻撃について、米国のキリスト教福音派が
①トランプ大統領の有力な支持層である
②「再臨は、離散のユダヤ人がイスラエルに再集結した時に起こる」と信じている
③「だから米国はイスラエルの敵を滅ぼさなければならない」と考えている
--と述べたうえで、そのような立場を「キリスト教シオニズム」と言うとして、
④この勢力は、イスラエルの利益を無条件で擁護する立場から政権に影響力を行使している
--と、かなり丁寧に(なじみのない日本の読者に少しでも伝わるように)記していました。
それでもオールドメディア
私は福音派を自認していますし、本サイトにおける主張も米国福音派神学者(やその影響を受けた人)から学んだことが多分にあります。親イスラエルか反イスラエルかという二分法なら親イスラエルです。でも、イスラエルと米国によるイラン攻撃は全く支持しません。人為的にイエスの再臨を早められるとも考えていません。
イスラエルとトランプ氏のせいで、最近、福音派を名乗ることに肩身の狭さを覚えるようになりました。印刷/活字メディア大好き人間でもあるので、世間のオールドメディア批判も相まって、二重にアイデンティティクライシスを覚えています。
だからと言って、福音派の立場を変更することはありません。それは、国内外の、さまざまな福音派牧師や信者が、私に「生き様」を示してくれ、それが私の信仰や精神の血肉となっているからです。同時に、活字が私を育ててくれた、と心から感謝しています(聖書も活字です)。
対イラン戦争(ガザ侵攻もウクライナ戦争も)が一日も早く終結し、世界の混乱が収束するよう、心から祈ります。