幸いな人

 「これなしに私は『幸いな人生』を送ることはできない」
 
 無論、その要件は人によって違いますが、私の場合、以下の通りです。
 
 ①キリストとの関係
 ②心身の健康
 ③妻との関係
 ④家族との関係
 ⑤友人、職場の人間関係
 ⑥最低限の衣食住
 ⑦豊かな自然環境
 ⑧豊かな文化資本(本と映画とアート)
 
 大変な時間貧乏な私は、それぞれを蓄積や向上可能な「資本」と見なし、自分の可処分時間のほとんどを、①~⑧の拡大に費やしています(だから娯楽という概念があまりない)。
 
 職場から徒歩10分、電車で25分、そこからバスで30分の山奥の、集合住宅の5階に住んでいます。多くの同僚は職場から30分圏に住んでいるので、「どうしてそんな不便な所に」と言われることもあります。
 
 生活の中に坂道や階段の上り下りが組み込まれている(②)▽近くに里山があって散歩にうってつけ(②⑦)▽近くに図書館の分館がある(⑧)--が理由です。野鳥の鳴き声が聞こえない、家ばかりの平地には、私はよう住めません(笑)。

すべては神との関係から

 先日、家族で詩編112編を読みました。
 
 ハレルヤ。幸いなことよ【主】を恐れその仰せを大いに喜ぶ人は。(1節)
 
 幸いであることは、まず主なる神との関係から始まる、と詩編作者は述べています。つまり①です。絶対者なる神を畏れかしこみ、その仰せ--詩編が書かれた当時はモーセの律法、現代で言えば聖書--を喜ぶことから幸いは始まる。すべてはそこから整い始める。
 
 自分の人生を「つまらない」と思っている人、「自分は価値のない人間だ」と思っている人、だまされたと思って神を信じてみませんか? 洗脳したり金銭を要求したりしませんよ。聖書を読んで見ませんか? 聖書を読んで分からない時は(分からないことだらけだと思いますが)、本サイトの拙文がいくつか役に立つかと思いますよ。
 
 神があなたに、親しくかけてくださっている声が、今聞こえませんでしたか?