ポイントの利用は天国で
(6章19~24節)
中心聖句
あなたの宝のあるところ、そこにあなたの心もあるのです。(21節)
解説
19、20節は信徒の貯金を戒め、教会への積極的な献金を勧めています。そんな風に語る牧師がいたら、すぐその教会を去りましょう。
聖書は文脈で読まなければなりません。
19~24節の主題は「神と富、一方にしか人は使えられない」です。
神に使える人は目が健やかで、全身が明るく、天に「減らない」宝を蓄える。
富に使える人は目が汚く、全身が暗く、地上に「減る」宝を蓄える。
聖書が戒めているのは後者の生き方、勧めているのは前者の生き方です。神を第一にする限り、貯金が戒められるなどあり得ません。
適用
「自分のために」天に宝を蓄えるとは、天国でしか使えないポイントを積み上げるようなものです。私たちは死んだ後、神さまから冠を授けてもらえます。その冠はポイントで出来ています。「こんなに立派な冠が!」と驚きたいなら、地上で御心にかなう生き方をしましょう。