京都生協、大3と高3

 私と妻は、双方のバイト先であった京都生協の下鴨店で出会いました。私が大学3年、妻が高校3年でした。
 
 結婚しておよそ四半世紀、そのように考えてきたのですが、それが間違いであったことを最近示されました。
 
 妻は18歳ぐらいから「結婚相手に求めるリスト」を作って祈ってきたそうです。ユース世代のクリスチャンが集まるキャンプか何かで、教えられたそうです。全部を記憶している訳ではありませんが、おおよそこんな感じです。
 
 ①クリスチャンである
 ②定職に就いている
 ③身長153センチの妻より背が高い
 ④ギャンブルをしない
 ⑤話が続く
 ⑥実家(京都)の近くに住める
 
 大学3年の時点で私が満たしていたのは③④だけでした。
 
 1996年に就職して京都を離れてから数年は会話もしませんでした。久しぶりに会ったのは99年の夏ごろです。
 
 この時点で私は、①②③④⑤を満たしていました。
 
 当初、結婚相手としては妻の眼中にもなかった私ですが、神は時間をかけて、妻の要求をほぼ満たす相手へと私を作り変えました。
 
 「私と妻は京都生協で出会った」のではなく、「私が妻と結婚できたのは、ひとえに彼女の祈りと主のご計画による」が正しい理解だったのです。⑥も、私が関西転勤になったことで、結婚約20年後に実現します。主の御名はほむべきかな。