価値観カードなるものがあると、長女から教えてもらいました。「愛」「心地よさ」など、さまざまな価値が書かれたカードを山から引いては捨てるの繰り返しで、その人にとって何が本質的な価値観かが分かる仕組みです。人材研修のグループワークで使うイメージでしょうか。早速家族でやってみました。
写真の左端が私の結果です。順不同で①自律②謙虚③自己成長④知性⑤誠実--という結果でした。これはこれでもちろん私にとって極めて重要な価値観ですが、ちょっと違うなあ、という思いも捨てきれませんでした。
カード全体の中に、私が求める価値観がなかったからです。
白紙のカードを与えられたら、「忠実」(Faithful)と書きます。もちろん神に対する忠実です。聖書新改訳2017だと忠実は旧新約で56回使われています。神に対して忠実を尽くそうとするなら、畢竟①~⑤はすべて内包されてしまうと思います。
このほか、いずれも「価値観カード」にありませんでしたが、時間、シンプル、美も私の根本を構成する価値観です。
私はとても時間貧乏です。霊的資本(信仰)、文化資本(教養)、肉体資本(健康)、人的資本(家族、お友だち)、経済資本(お金)にならないことに時間を使うことをものすごく嫌がります。だからスマホはほとんど触りませんしゲームもしません。電車の中で、スマホに没頭している若い人を見ると「時間富豪だな」と思ってしまいます。
シンプルであることの理由は、こちらで書いた通り。
美は……言葉で説明するのが難しいですね。「それは美しくない」が口癖です。何が美しくて何が美しくないかを裁定するのはとても難しい。だからこそ、日々美しいものに触れ、美意識を研ぎ澄ませたいと思っています。
あと一つは何だろうなあ。