2022年の漢字

 個人的な「今年の漢字」は何だろう……と考えて、たどりついたのが「新」でした。
 
 仕事では、本業とは別に、社業で規事業の立案にどっぷり浸かりました。半年間、夜遅くまで各方面に取材したり、数字を集めたり、仮説検証をしたり……。経営陣にも2回プレゼンしました。四半世紀を超す会社員人生で初めての経験でした。結果的に不採択でしたが(笑)。
 
 本業の方では、私が監修し、若い同僚が主体で作った聞が部内コンクールでグランプリに輝きました。一年の締めくくりに、神様からの大きなご褒美でした。私の落書きみたいな下案を別の同僚がきれいに仕上げた新聞も準グランプリでした(笑)。
 
 小坂忠さん(こちらを参照)、小嶺忠敏さん(サッカーで有名な長崎・国見高校の元総監督)、Nさん(こちらを参照)ら、信仰生活や会社員人生でお世話になり、大変な影響を受けた方々が永眠されたことも、2022年の大きなニュースでした。いえ、ここは「新」とは無関係です。
 
 本業も、新規事業も十二分過ぎるぐらいに多忙だったはずですが、読書は142冊、映画鑑賞も142作で記録を大幅更しました。
 
 一人暮らししていた長男が進学に伴って松山の借家を引き払い、関西で私たち家族と生活を始めたのも、トピックでした。狭い家での5人暮らしは、にぎやかで楽しいです。
 
 5人中4人が第7波と8波で型コロナに感染し、7~10日間の隔離生活を余儀なくされました。高熱や呼吸器症状は苦しかったですが、大きな後遺症も残らず、感謝です。
 
 家族で通えるしい教会が与えられたことも、本当に感謝なことでした。関西に転居してから10カ所以上の教会を回ったのですが、私には良くても子供たちにそうでなかったり、「ちょっとまずいんじゃないの?」と首をかしげるような教会もあり、「家庭礼拝するか」とまで悩んだのですが、車で30分ほどの場所に落ち着ける教会が与えられました。
 
 神学的にしっかりしているし(最近は若者受けを考えるあまりフェローシップばかりに力を入れて神学が等閑な教会が増えた)、牧師夫妻が本当に面倒見の良い方々で、充実した教会生活を与えられています。
 
 パソコン、エアコンといった耐久消費財が壊れ、しぶしぶ更しました。10年前に発売されたIvy Bridgeを使い続けてきたのですが、USB機器を突然認識しなくなるなど個人レベルではどうしようもなくなって……。新PC(Ryzenにしました)にしたらPhotoshop CS3は認証してくれない(Adobeめ!)、プリンタードライバーは提供されていない(Canonめ!)で、便利になったのか不便になったのか分かりません。
 
 一言で言えば「色々あったけど恵みの多い一年だった」でしょうか。本当に幸いなことです。神様、この一年ありがとうございました。2023年も神様に忠実で、どんな試練も信仰によって立ち向かっていければと思います。