ある大学の授業に、仕事の関係でお邪魔してきました。
授業の冒頭は「幸福度テスト」でした。
①だいたいにおいて自分の人生は理想に近い
②自分自身の人生の状況は文句のつけようがない
③私は自分の人生に満足している
④これまで人生において欲しいと思う大切なものは手に入れてきた
⑤人生をもう一度やり直せるとしてもほとんど何も変えたいと思わない
--について、1~7で評価するというものでした。
私もやってみました。④が4であとは7、合計32点で、「最高に幸福」判定でした(笑)。帰宅後、妻にもやってもらいました。28点(「かなり幸福」)でした。「夫婦差が非常に大きかったらどうしよう」と思っていたのですが、杞憂でした。
「21点以上の人は、20点以下の人にどうアドバイスしますか? 提出するレポートに書きましょう」との問いもありました。私の幸福感は、こちらでも書いた通り、神や家族(特に妻)との親密さに依拠しているので、「学生さんにはあまり理解してもらえないと思うけど」と思いつつ、「イエス・キリストを救い主として受け入れること」と書きました。信じて即幸福になる訳ではありませんが、真の幸福に至る道はキリストという門を通った先にしかありませんので。
授業が終わった後も「どうして自分はここまで幸福を与えられているのだろう」と考え続けて、ふと思い至りました。源泉はアブラハム契約だ、と。
こちらで書いたことと一部重複しますが、アブラハム契約は神がイスラエル民族の祖・アブラハムとの間で結んだ契約です。
創世記12章3節はこう語ります。「わたし(※神)は、あなた(※アブラハムとその末裔=イスラエル民族)を祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される」
私は聖書に従って、イスラエル聖書大学に少額ですが毎月献金しています。イスラエル(聖書大学)への祝福が、家族関係の親密さという祝福の形で返ってきている、ということに改めて気づいたのです。おお、神さまありがとう。
むろん、アブラハム契約は「イスラエルに献金したらいいことが返ってくる」みたいな、単純な、ご利益的なものではありません(イレナ・センドレルが生きている間に報われたとはとても思えない)。聖書全体を貫く太い梁のような契約です。もう少し知りたい方はこちらをどうぞ。さらに知りたい方は、ハーベスト・タイム・ミニストリーズから出ている「フルクテンバウムセミナー アブラハム契約の歴史的展開」をお買い求めください(たったの420円ですよ!)。
大学の先生には「イスラエルへの献金も有効です」とメールしました。クリスチャンはおろか、ノンクリスチャンの学生さんには、もっと理解してもらえないと思いますが(笑)。